2016年7月1日
運動すると良く眠れるというのは本当?
初夏ですね!
寝苦しい日が多くなってきて、睡眠時間がばらばらになっちゃう、
なんて声もちらほら聞こえてきます。
「運動すると寝つきが良くなる(よく眠れる)」といいますが、これはじつは単純な疲労感に
よるものだけでなく、体温の推移が関わっています。
昼間に活発に動いて体温を上げておくと、夜はスムーズに体温が
下がりやすくなり、自然に眠りにつきやすくなるのです。
運動をすると、全身の血液循環がよくなり体温が上昇していきます。
その後、2~3時間すると、今度は熱放散が行われ、急激に体温が下がっていきます。
この体温が下がるタイミングをうまく利用するのが、寝つきをよくするコツになります。
したがって、夜の眠りのための運動は、午前中よりも、夕方から寝る2~3時間前の間に行うのが効果的です。
通常、体温は、夕方6~8時頃にピークに達します。このあたりから運動を取り入れると、
体温がさらに上昇しやすくなります。体温がスムーズに落ちる落差を利用することで、自然に入眠しやすくなるのです。
いかがでしたか?人間の体のしくみを知ると、より睡眠の質があがりそうですね!