2015年4月25日
<”いびき”の原因と解消法 ーその②ー>
睡眠に関する悩みの中でも、非常に多くの方が抱えている”いびき”
いびきに悩む人は全国に約2,000万人おり、そのうちの1割の方は「睡眠時無呼吸症候群」を起こしていると言われています。
前回、”いびき”という現象のメカニズムをお伝えさせて頂きましたが、今回はそんな”いびき”の原因をお教えしたいと思います。
「いびきの原因その① ~疲労がたまっている時~」
身体が疲れていると疲労回復のために、人体はより多くの酸素を必要とします。
そのために、普段は鼻で息を吸っている人も無意識に、睡眠中により多くの酸素を取り入れようとして口で呼吸をしてしまいます。
疲労によって睡眠中の筋肉はゆるみ、上気道がふさがれて空気の通り道が狭くなっているところに、口から吸い込まれた大量の空気が一気に通ろうとする為、抵抗が大きくなり、いびきが発生しやすくなるのです。
「いびきの原因その② ~ストレスがたまっている時~」
身体が疲れているときと同様に、ストレスがたまって心が疲れているときもいびきをかきやすくなります。
これは、ストレスが原因で周辺の粘膜が乾燥するなどの異常な変化が上気道に起こり、振動しやすくなるためです。
「いびきの原因その③ ~お酒を飲んだ後~」
お酒を飲んだ後もいびきをかきやすくなります。
アルコールによって体が一種の疲労状態となり、通常の睡眠時に比べて筋肉のゆるみが大きくなるためです。
疲れているときと同様に、気道が狭くなっているにもかかわらず、より大量の空気を必要として口で呼吸をしますので、抵抗が大きくなっていびきが発生しやすい状態になります。
また、アルコールが原因で脳の呼吸中枢がうまく機能しないことや血管が拡張して血液の循環に変化が出ることも、いびきを引き起こす要因になると考えられています。
いびきをかかない為には、まず疲労を残さず、ストレスをなるべく溜めないようにするのが一番の近道かもしれません。
また、アルコールを入れられてからすぐに眠りに入るのもいびきの大きな原因となってしまう為、なるべくアルコールを抜いた状態で睡眠を取るのがよいかと思います。
今夜も良質な睡眠をとり、健康的な快眠ライフをお過ごし下さい!!
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